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病院からのお知らせ

研修医コラム「新型コロナウイルスについて」

生協しんぶん 3月号より

 

 昨年末から、新型コロナウイルスの話題がずっとニュースで報道されています。
 このコラムを書いている最中には関西圏での感染者が複数報道されていました。関西で研修をしていたので、僕も報道を身近に感じていました。専門家でもなんでもない研修医ですが、勉強したことや思うことを少しだけメモ書きします。

 

 コロナウイルスと一言で言っても種類は多様で、人に感染する種類は6種類でした。そのうち4種類は、いわゆる「かぜ」です。あとの2種類はSARS、MERSの原因ウイルスであり、重篤化する危険性があります。新型コロナウイルス(以下、2019-nCoV)は7種類目にあたります。感染した軽症例では特徴的な症状はなく、数日で軽快します。一部の方では重篤化し、肺炎をきたします。テレビなどで報道される感染報告者は、恐らくこのような重篤化した患者と思われます。なぜなら、軽症な患者では「かぜ」と見分けがつかないからです。

 

 年始から既に沢山のコロナウイルスに関する報告が挙げられていますが、現在では2019-nCoVによる肺炎の致死率は3%前後です。インフルエンザの致死率は0.1%未満なので、とても怖いと感じるかもしれません。しかし、これは重症化した2019-nCoV肺炎患者の死亡率であり、軽症な患者は含まれません。2019-nCoVはまだ診断キットが未開発なので、単なるかぜと見分けがつかないですから、新型コロナウイルス感染の総数による致死率はさらに低くなる可能性があります。違う見方をすると、軽いかぜのような新型コロナウイルス感染患者(実際にただのかぜです)は、身近にもたくさんおられるかもしれません。ではどうすればいいでしょう?

 

 テレビでもたくさん報道されているように、手洗いやうがいによる予防が何よりも重要です。風邪にかからなければ、コロナウイルスにもかかりません!今後は迅速診断キットや治療薬の開発も進んでいると聞いたり聞かなかったりしますが、感染者の報道も続くと思われます。怖がり過ぎずにしっかりと予防しつつ、診療を行なっていきたいです

 

 

 

 

 

Dr.Mon

鳥取生協病院 研修医 門 尚吾